1. TOP
  2. TYPコラム
  3. お役立ち情報 転職ノウハウ
  4. 英語が話せないとコンサルタントになれない?

TYPコラム

英語が話せないとコンサルタントになれない?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
英語が話せないとコンサルタントになれない?
こんにちは。TY&Partnersコンサルタントの東江です。
コンサルタントとと聞くと、仕事もできて英語も使いこなしているパーフェクトヒューマンなイメージを持つ方も多いかと思いますね。
では、果たして、英語力がないとコンサルタントになれないのでしょうか?

その答えは「いえ、なれます!」と声を大にして回答したい!

もちろん英語ができるに越したことはないですが、一番大切なのは深い専門性とそれをアウトプットする力です。
そうはいっても、英語話せるほうがいいよね?英語を勉強するならモチベーションが欲しい!の声にこたえるため、今回は英語力がなくてもコンサルタントになれる理由と英語力があったらどのように活躍できるのかの2軸を中心にお話ししたいと思います。

目次


なぜ英語力がなくてもコンサルタントになれるのか

多くのプロジェクトは日本語!

いかにコンサルタントとはいえ、一部の戦略コンサルティングファームやグローバルプロジェクトを専門とする部門でない限り、実際に支援する顧客は日系大手企業、プロジェクト先は日本国内というケースは多いです。
そのため、プロジェクトがすべて日本語で完結する場合がほとんどです。

以前はコンサルティングファームへの決して安いとは言えないフィーを払う企業は、外資系企業に多かったので、もう少し外資系企業向けに英語が標準となっているプロジェクトは多いかもしれません。
冒頭にあるような「英語を使いこなす」というイメージはその時にできたステレオタイプかもしれません。

実際には、英語に自信がない方もたくさん在籍しており、日本語で完結するプロジェクトだけ参加して、キャリアを形成することも充分可能です。

専門性とアウトプット力が一番大切!

コンサルタントとは「一定の事柄について相談・助言・指導を行うもの (出典:岩波書店 広辞苑)です。
定義からも、コンサルタントに大切な能力は助言を行うための専門性と指導をするためのアウトプット力であることがわかります。
そのため、専門領域に関する業界知識やスキルが高いこと、その知識やスキルをもとにプロジェクトを進めていくためのアウトプット力が最も大切なのです。
この2つのスキルが高ければ、語学力に自信がなかったとしても、充分活躍することが可能です。

とはいえ英語力があったらいい事がたくさん

上記で述べた通り、英語力より大切なスキルがコンサルタントにはあるのです!しかし、とはいえ高い英語力を持っているコンサルタントは何かと得することもあります。
そもそも普段の業務に取り組む上で、英語力は必要なのか、その答えは「必須ではないけど、あったらできるプロジェクトの可能性が広がって仕事がより楽しくなるかも!」だと個人的にはそう考えています。
今後の英語力アップのモチベーションを上げるためにも、楽しくなるかもしれない根拠を3点からお話しします。

プロジェクトの幅が広がる

冒頭で申し上げた通り、日本語のみ使用するプロジェクトもたくさんあります。
しかし、それと同時に英語を頻繁に使用するプロジェクトも多くあることは間違いありません。
レポーティング先が海外本社であったり、クライアント先の担当者が英語話者だったりと、英語が必要なシーンがたくさんあります。
このような英語のプロジェクトは、話す・書く・聞く・読むすべてにおいて高い英語スキルが必要です。
各社の求人情報によれば、英語を使用するプロジェクトが多いチームに関してはTOEIC850点以上を歓迎要件としているチームもあり、必要なレベルの高さがわかるかと思います。

英語を使用するプロジェクトに参加するハードルは高いのが現実ではありますが、一度そのレベルに達すると、語学力が理由で参加を断念しないといけないプロジェクトがなくなり、自身が参加したいプロジェクトに自信をもって手を上げることができるのです。
参加プロジェクトの選択肢が増えることで、より仕事が楽しくなるのではないでしょうか?

リサーチに有利

コンサルタントの大きな業務の内の一つにリサーチ業務があります。特に若手のころはリサーチは日常業務において大きな割合を占めます。
プロジェクトに関連する事例を探したり、それに関連する文献をたくさん読むのですが、それが海外における事例だった場合、関連文献はもちろん英語で書かれていますよね。
その際に高い英語力があれば、素早く海外における情報を取得することができます。

例えば、様々な業界で重要課題としてあげられるサイバーセキュリティ。
サイバーセキュリティは常々欧州が最新の情報源である場合が多くあります。
それに関する文献は、実際英語で書かれていることが多いです。
読むだけだったら、瞬発的な英語力はいらず、辞書を使いこなせばできるかも!と思うかもしれません。
しかし、コンサルティング業界はスピードが重視される世界です。集めた情報のクオリティーが高いのはもちろん、それをどれだけの速さで集められるかも大切です。
リサーチ業務でプロジェクトへ大きな貢献ができれば、自身の評価にも良い影響が多いでしょう。早期の昇進や昇給につながることで仕事の楽しさにつながりそうですよね。

社内コミュニケーション

外資系コンサルティングファームに関しては、社内環境において英語が生かせるシーンがたくさんあります。
上司が英語話者である場合や各国のオフィス間の連携が多いファームだと社内会議やメール、電話で英語を使用することが多くあります。
仕事の合間に文化や生活について聞いてみたり、各国のオフィスや働き方の違いについてシェアしたりと、世界各国の社員とコミュニケーションが取れる、それだけでも仕事の楽しさが高まると私は思います。

この3点はあくまでも私の考える、英語を話せる人が得をする点です。実際に仕事をすると他にも良い点がたくさん見つかるかもしれませんね!

英語力といえばTOEICですよね

ここで少し転職時の選考に視点を移してみましょう。
選考のフェーズにおいて、一般的に重要視されているのは「資格獲得」ですよね。面接のチャンスを勝ち取るために必要な、書類選考通過のために資格は自身の知識をアピールする大きな材料になります。
今回のテーマは英語力です。
英語力の証明といえばTOEIC!ということで、ここではTOEIC試験高得点者が持つ、転職活動における利点をお話ししていきます。

歓迎要件として評価してもらえる

コンサルティングファームにおいて、多くのポジションの歓迎要件にTOEICの点数が記載されています。
選考においてTOEICが英語力の指標になっているのです。
また、ポジションによっては、TOEICの点数を履歴書に記載するよう依頼していたり、応募後に直接TOEICの点数確認のための連絡がある場合もあります。
特に英語を得意とする方や、入社後英語を使用するプロジェクトに参加したい方は、ポジションに応募をする前に、改めてTOEICテストを受験し、最新の点数にすることをお勧めいたします。

実際に使えるビジネス英語を学べる

TOEICは言わずもがな、ビジネス英語に特化したテストです。TOEICテストに向けて勉強することで、ビジネス環境でつかえる英単語知識がついたり、ビジネスにおいて独特な言い回しの知識などを取得することができます。
実際のビジネスシーンで使えるものばかりですので、選考の際の証明だけを目的に勉強するのではなく、入社後実際に英語を使用することを意識しながら勉強することをお勧めいたします。

※実際、取得点数として歓迎要件に書かれているのは650点から850点まで様々です。興味のあるポジションの歓迎要件が知りたい方は、お気軽にお声がけください。

まとめ

これまで、コンサルティング業界と英語力の関係性を見てきましたがいかがでしたか?
英語力が高いに越したことはありませんが、自身がないからコンサルティングファームへの転職をあきらめる必要は全然ありません!

しかし、高い英語力がコンサルタントとしての大きな強みになることは間違いないです。
私たち現場目線では、コンサルティング業界の選考における英語の重みはむしろ高まっているようにすら感じます。
コンサルタントとして自分自身が面白そう、やってみたい、と思うプロジェクトに参加できる可能性を高めるためには英語力をどんどん高めていきましょう。
英語学習は始めるのが早ければ早いほど良いので、転職活動をきっかけにぜひ英語学習をスタートしてみてください。
英語力を活かせるポジションに興味がある方、逆に英語力に自信がない方も、ぜひTY&Partnersにご相談ください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

CONTACT
お問い合わせ

転職に関するご相談、
採用情報のお問い合わせは、
以下メールフォームまたはお電話から
お問い合わせください。

お電話でのお問い合わせはこちら

03-6860-8289

受付 / 平日9:00 ~ 18:00